ホットポット
トロントには中国や韓国からの移民が多いから、そういう人と交流があれば鍋する機会は意外とあります。
家に招いてくれたのはビル。中国からの移民です。彼とは毎週バトミントンで会うのですが、いつも負けたくなくて大騒ぎしています。ペアに文句を言うのではなく、自分に厳しい。ミスったら自分で自分をビンタする。今のはペアの私に任せとけば拾えたのにーと思いながら彼を見ています。笑
自分に厳しいビルの家は、清潔そのもの!!
キッチンも、お風呂もトイレもとっても綺麗。
ゲストが来るから慌てて片付けたのではないとすぐにわかります。
家に着いたら鍋の用意は完璧にできていて、グラスや材料が「前にならえ」やってるみたいにテーブルに整列していました。A型やろなー。笑
日本はシーフードが豊富ですがこれは初めてみました!
これは、”jackknife clam”という貝。
北はカナダから、南はアメリカのサウスカロライナ州ぐらいまでのところでとれるそうです。
(ヨーロッパにも最近いる、外来種として問題になってるみたいです)
長いチューブみたいになってる貝でした。
鍋の味は、「赤から」レベルで辛かった!
のに、さらににんにくとネギと若干の唐辛子が入ったタレにつけて食べる。
かっらー!笑
ところで、ビルの話で興味深かったこと。
社会の時間にならった中国の「一人っ子政策」。
あれって、「人口が増えすぎて困っちゃうからみんな子供は1人だけにしましょうね、1人にしてくれたら税金免除するよ。」っていう政策だと思ってました。
でも実際はそんななま優しいもんではない。
ビルは一人っ子ではなく妹がいる。
妹が生まれてどうなったか。公務員だったお母さんはクビになったそうです。税金が増えるだけじゃなくて、ハンパないペナルティがある。
他の中国からの移民の女性は、子供を2人以上産みたいからカナダに来たそうです。「子供が2人になってお金がいるのに、全て取り上げられちゃうのよ!おかしいでしょ!」
中国政府怖いよー!!
今日の英語:bland :口当たりの良い、あっさりした、淡白な
今日の鍋の味はspicy。反対は?
”Japanese hotpot tastes bland, right?”
「日本の鍋はあっさり味なんでしょう?」