トロントに住もう!

トロントに語学留学に来た大阪人のブログ。

ジャパニーズカナディアン

日本人の血を引く人の集まりがあります。

ケビン、ミッシェル、アンディ、ジェイムズ。
みんなカナダで生まれてるけど、日本×中国や韓国のハーフとかクォーター。
だから全員日本人に見えます。

「北海道のウニがサイコーだよね!」
「いや、神戸牛が最高でしょ。」
「いやいや、飛騨牛でしょ!」

みんな日本に何回も行ってるから、よく知ってます。

トロントの好きなところってある?無くない?だって、日本は清潔だし、店員の愛想もいいし、電車も時間通りだし、何より食べ物が最高だしね。日本人におススメできる店なんて思いつかないよー!!」

と大絶賛。

彼らにとって日本は外国。
2世、3世っていうか日本のファンみたいな感じです。

眉毛の動き、口の動き、身振り手振りは欧米人。
日本人の殻の中に外国人がいる。
1人だと何とも思わないけど、4人いるとなんかとっても不思議な感覚になります。
日本人の会話を英語吹き替えで聞いてるような。笑

ケビンとミッシェルは夫婦で、2人の間にはキヨミとタイキという2人の子供がいます。
日本語を絶やしたくないという思いがあって、家の中での会話は日本語。
「大きくなっても日本語話してくれるかなー。」
とミッシェル。

ケビンとミッシェルは日本語がペラペラですが、アンディとジェイムズは聞けるけど話せない。やっぱりクォーターになってくると、この英語環境の中で日本語を自然に身につけるのは難しくなってくるみたいですね。


再来週からボランティアに行きます。
子供に日本語を話す機会を与えたいという家庭。お母さんは日本人のクォーター。3人の子供がいます。
「私の日本語はもはやネイティブじゃないから。私じゃ会話にならない。」
とお母さん。
それでも子供達はある程度の日本語を理解できています。お父さんも英語しか話さないので、すごく努力して日本語で接して来たのだとわかります。

やっぱりみんな、自分のルーツを大切にしたいと考えているんですね。


キヨミとタイキの絵本。
チャコレト。ドウナト(ゥ)。確かにそうだ。笑

今日の英語: poor man:劣った、安価な、手軽な
ジェイムズは日本のサブカルが大好き。よって東京が大好き。私が大阪出身だというと、
“I’m sorry, Osaka is poor man of Tokyo. Junior Tokyo!! And I hate Okonomi sauce. It turns everything same taste!!”
「あらあら残念、大阪って東京をちっさくしたやつだろー。東京の後輩だろー。それに俺はお好みソースが大嫌いなんだ。あれは何でも同じ味にしちゃうだろ!」
とすごく嫌われました。笑