ナターシャ
「えー!なんでわからないのー?言ったじゃないー!!だからさー!!」
かなりエキサイトして説明するからブラ紐が出てきてる。
「あー、暑っ!この部屋の空調どうなってんの!?」
一生懸命説明してくれたから暑いね!
あ、でもそんなに襟元をパタパタやったら谷間どころか全部見えちゃう!!
「みんなわかった?わかったならもう次いっていい?えっ?何ページ?これでしょ?あ、違った?どこよ?」
このガチャガチャした人物は、新しい先生、ナターシャです。ロシアからの移民だからネィティブではない。そして落ち着きないけどすごく好き!笑
テキストっていうのはいつもつまらない。
もちろん彼女は学校指定のテキストを使わないといけないけど、まずYouTube からの動画を見せる。他の先生も同じことをやるけど、ナターシャは選ぶ動画のセンスがとてもいい。
楽しい動画を見せた後、「テキストがつまんないのは知ってるけど、本に戻ってねー。」とその日にやらないといけない文法とボキャブラリーをやる。
今日のトピックスは「面接」。ナターシャの選んだ動画はこれ!
https://youtu.be/a9JLJ4cm3W8
うん!おもしろい!
でもテキストともリンクしてる。ガチャガチャしてるけど、きっとこういう風に話を持って行こうって計算してるんだと思う。やっぱり、面白い授業やるにはかなりの計算が必要です。
こういう人をいい先生っていうんだと思います!
この女の子はナターシャの娘。
ナターシャの真似をして先生をやっています。 たまにナイスアシストもします。笑
「春休みだけど、今日は誰もこの子を見れないから連れてきた。」
カナダではこの1週間が春休みです。他のスタッフも子供を連れてきてました。職場の託児所ではなく、授業やってるとこに連れてくる。退屈すると邪魔したり騒いだりする娘を怒ったり、なだめたりするナターシャ。私たちはそれを見つつ授業を受けました。すごいなー。
もちろん職場によるとは思うんですが、日本ではまずありえない。
子育てしやすいやろなー!
あと、娘にとってもナターシャの素晴らしい授業を見ることはいいことだと思う。
よくわからなくても、きっとこのすごいパワーを感じるでしょう。
いつかママをめっちゃリスペクトする日がくるよ!!
今日の英語: spin-off:副産物、派生したもの
映画の話をしてました。
"Hobbit is a spin-off movie for Lord of the Rings."
「ホビットはロードオブザリングの番外編だよ。」
スピンオフはもう日本語になってるみたいですが、私は知りませんでした。しかも「スピノフ」と聞こえるから最初はなんのこっちゃわかりませんでした!
スピンオフムービーとは、もとの映画の世界をそのままに脇役を主役にするなど見方を変えたもののことを言います。「踊る大捜査線」のスピンオフは「容疑者 室井慎次」ということになりますね!