トロントに住もう!

トロントに語学留学に来た大阪人のブログ。

肉の切り方

「ちょっとこの鶏切ってくれる?」

と言われて、快く、

「オッケー!」

と言おうとしたけどちょっと待った。
あかんあかん。わからんで。こんな丸ごとの鶏の切り方!笑
流石に毛はないし内臓、頭、趾はないけども。
手羽元と手羽、ももがついてる鶏って日本のスーパーでは一般的ではないですよね!
だから、やったことがない。

どうするのか。
すべての関節をボキッと手で折る。すると、そこにナイフを入れる隙間ができる。そうして手羽と手羽元、もも肉を解体。そのあと背骨にそってナイフをすすめ胸肉をカット。
なるほど、多分胴体の中でムネ肉以外の部分が日本では二口大ぐらいにカットされて売られてる部分なんだということがわかりました!
でも、胴体を先にカットするのが正解やろ。手足を先にカットすると胴体が不安定になりますからね・・・。
と思ってたら、
「ごめん、手足は後の方がいいっていうの忘れた!笑」
って言われました。せやろ!やっぱりなー!笑
次は胴体からやろう。笑

丸ごとの鶏をさばいてみて思ったこと。
手羽元も手羽も1匹の鶏から2つずつしかとれないんやなーと実感。8本入りの手羽元ということは四羽の鶏がお肉になったということなんだ!!
感謝しなければいけませんね!!

ついでにこっちの肉関連で私が言いたいこと。
カナダに来る前は、味噌やダシ、納豆が恋しくなるんじゃないかなあと思ってたんです。でも、チャイニーズのスーパーに行けばそういうものは結構ある。ただ割高ですけどね。なんならポン酢とか増えるワカメ、鰹節なんかもあります。
じゃあ今私が1番恋しいのは。
「豚バラ肉の薄切り」です!笑
ない!!!!!
私が知る限り見たことないです。多分肉屋さんでオーダーしないといけないのかな・・・。
とにかくどの肉もボリュームがすごいし(でも割安)、カナディアンからしたら、薄切りなんかあんなちょびっとの肉を売っても誰が買うねん!って感じなんでしょうね。

カナディアンのスーパーには、基本豚や牛の細切れも売ってません。代わりに日本で見ない骨つきの巨大なリブが売ってます。
からしたら、誰が買うねん!って言いたいけど。笑

チャイニーズのスーパーに行けば細切れがありますが、豚バラの薄切りはないなー!豚バラの薄切りで野菜巻いたりしゃぶしゃぶしたりしたいなあ・・・。
ちなみにチャイニーズのスーパーでは鶏の頭、趾もついたままで売ってますね。豚に関しては耳だけとか、鼻も売ってますね。
さらに強く、誰が買うねん!って言いたい!笑


ふと、日本で出会ったフランス人の友だちが日本の薄い肉をどう扱っていいのかわからないと言っていたのを思い出しました。
今私に全く逆の現象が起こってます。
彼女の気持ちが痛いほどわかる!笑

失った今、それがいかに便利でいろんな可能性を持っていたのか感じています。
日本の皆さん、薄切り肉に感謝とリスペクトを!!


今日の英語: spread out: 広がる、間隔を取る
ベビーシッターのボランティアでスイミングについて行きました。コーチが、横の生徒とぶつからないように指導。
"Spread out, everyone!"
「みんな広がってー!」