女性の権利
トロントでは火曜日は映画が安くなります。
普段$13のところ$8になります。
「めっちゃ安いやーん!そんなん火曜しか行かんやん!」
って言ったら、
「日本はサービスの日ないの?」
「水曜にレディースデイがあるよ!」
「メンズデーは何曜日なの?」
「ないよ!」
「なんだそら!?男は安くなんないの?おかしくないそれ!?」
うん、そうやおかしいな。
たしかにおかしい!
ここでは女性が強いと感じます。というか男女平等に対する意識なのか、女性という存在への意識というのかなんだろう。でも、私には少し過剰だと感じることもあります。例えば、
ノーブラに対して地元の男性はどう思ってるの?見ちゃわないの?って聞くと、
「ジロジロみたら男が悪いんだよ。着たいものを着るのが女性の権利、男のためになんで私たちがブラして窮屈な思いしないといけないの?ってなるんだよ。だから見ちゃうから着ないで!なんて言えない。そんなこと言ったらセクハラになっちゃうよ。」
だそうです。
うーん、見られたくなければ着ないべきと思うけどなー。
「かわいいね!」とか言うのもホンマあかんみたいですね。
「日本人の女性は美人が多いね!」
って言った男性に対して、(その人は中国からの移民)女性が凄い勢いで、「何言ってんの!あんた気をつけなさい!」って怒ってました。男が女を評価するなってことですね。
褒められる分にはいいけどなー。笑
あと、そんな人はまだ見たことないけど、ドア開けてもらったり荷物持ってもらったりを嫌がる人もいるそうです。
いやいやそれ、大好き。笑
私自身、子供の頃に「女の子だから〜しちゃだめ!」と言われて、ムカつくー!なんでやねん!って思ってたけど、もしかしてこれが形になってるのが欧米ってことなんでしょうか?笑
日本では、
「特別扱いすること」≒「大切にすること」
かもしれないですが、ここには、
「特別扱いすること」=「弱いとみなすこと」
という考え方があるようです。
日本では、「男性と女性は初めから違うから、得するポイントが違う。」という考えは一般的だと思いますが、ここでは、
「男がしていいことは当然女もしていい」
みたいな感じですかね。
男女の扱いについて考えのギャップがあるから、もしカナダでレディースデーなんか作ろうもんなら、男性からのブーイングじゃなくて女性からのブーイングがあるかもですね。
私なら、あ、特別にしてくれんの?そうなん、ありがとー!ってなんも考えないでもらっちゃうと思いますけど。笑
でも、このなんも感じない、意識が薄いのがそもそも日本人なんだと言われました。
「だって日本はおかしいよ。超男尊女卑だよ。ladies and gentlemanってなんて言う?『紳士淑女の皆さん』でしょう?信じられない!女が後なんて日本だけだよ!」
そう言われればそうだ、なるほどなー。
5ピンのボーリングに挑戦しました。全然倒れへんやん!イラっとする!笑
今日の英語:from scratch:ゼロから、1から、初めから
“Oh, he can make a cake from scratch !?”
「あら!彼はケーキを1から作れるの!?」
小麦粉やら卵やら、材料の状態から作るってことですね!