TTC
「どんだけ待たすねん!」
「高すぎんねん!」
「このアホみたいなシステム、誰かなんとかせい!」
TTCに対する地元民の苦情。誰に聞いても文句が出ます。
TTCとはなんでしょう?
その正体は、Toronto Transit Comissionです。
トロントでは、地下鉄、バス、ストリートカーを総称してTTCと呼んでいます。
時刻表はなく、地下鉄は10分に一本ぐらいのペースで来ます。しかし突然止まります。そして、なんで止まっているかの説明はありません。こないだは謎に20分止まりました。
バスにも時刻表はありませんが、バスの遅れに関しては雪国だから仕方がないと思います。今日は雪がひどかったから、学校に30分遅刻しました。
しかし、時刻表がなくても、トロントならではのアプリがあります。その名も「Roketman」!おー、すごそうだねー!
GPSでバスを追跡して、今自分のいるところに何番のバスが何分で着くかということを教えてくれます。
うん、すごい・・・ような気もするけど、本当にすごいのか?笑
前日から、どこどこ何時発のバスに乗ってー、っていうような計画は全く無駄というわけです。
気になるお値段ですが、これが日本と全くシステムが違います。
日本では、遠いほどお金が高くなりますね。
しかしトロントでは、距離は関係ないのです。
TTCの範囲内なら、どこまで行っても片道$3.25です。だから、定期券も、1ヶ月のの値段が決まっています。10分で着く場所であろうが1時間の道のりであろうが1ヶ月$146.25と固定です。んー、高い気もするし、安い気もする。笑
ちなみに、トランスファーチケットをもらえば、バスから電車など乗り物を変えるのもタダです。
そして、もう一つ謎のシステムがあります。
このちっさ〜いコインを「トークン」といいます。これは1つ$3です。このトークン1つで片道乗り放題。
あれ?そうです。このすぐどっかにいってまうちっちゃなトークンを使うメリットは、現金で乗ると$3.25なのにこれだと$3で乗れるということなのです。
しかし、これによって駅員さんの手間が省けるわけでもない。むしろ、機械で販売してないから駅員さんの手売り。
誰トクー!?笑
日本ももっといろいろ適当でいいのかなーと思います。そうすれば、時刻表を守るために運転手が焦って事故を起こすこともないから。
最後に、観光でトロントに来るときは是非、ワンデイパスか、2人以上でお得なファミリーパスというのを買ってくださいね!
今日の英語: nose in the air:ツンと澄まして
昨日インインから借りた本より。
“Ruby walked away with her snout in the air.”
なんかイラっとする登場人物の描写です。
snoutとは動物の突き出た鼻先。Rubyは人間ではなかった!登場動物ですね!