トロントに住もう!

トロントに語学留学に来た大阪人のブログ。

むちゃぶり

「さあ、今からみんな順番に面白い話をしよう!はい、ケイコどうぞー!」

 

こんなむちゃぶり大阪人でもしません。笑

これを言ったのはジェフ。彼はチャイニーズカナディアン。恐ろしく早口だけど、わからない顔をすると、「例えばねー」と易しい英語で一人芝居みたいなことをやりながら説明してくれます。なにかイベントがあれば声をかけてくれます。送迎もしてくれます。

 

優しいと思ってたのに!!

もちろん彼は私がトロントに来て1ヶ月も経っていないことも、私の英語力も知っています。

「えー!」っと驚いた顔をして見せても、ただ私が話し始めるのを待っている。

 

・・・厳しすぎる。笑

 

ネタもないしボキャブラリーもないのに。

でも、「わからない。できない。」と場を白けさせるのはスベるよりはるかに重い罪。

やるしかない!

 

友達と2人でラスベガスに行った時、推定65歳くらいのおじさんに食事をしようと声をかけられた。JALパイロットだったというし、いい人そうだし、若くはないし、こっちは2人だし、危険なことは何もないとついて行った。なんてことない話から始まったけど、どうやら私たち2人をホテルの部屋に誘っているようだ。これはあかんやつやと、「今から男友達2人と会う。」と嘘をついた。すると、「お前はチャラいなー」と、友達1人に的を絞り始めた。おじさんは完全に口説いていたが、友達は純粋なのも英語がわからなかったのもあって、微笑みながらうなづいていた。すると、おじさんは今夜一晩どころか、「僕は年寄りだけど、アメリカのいろんなとこに家をもってるから、君は旅ができるよ。君は僕の面倒を少し見るかわりに悠々自適の生活ができるよ。どうだい?」と真剣なモードに変わって来た。友達は相変わらず微笑みながら話を聞いている。たまに「Yes」と言っている!笑

おじさんますます本気モードへ突入。

これはもうあかんと、必死で話を切り上げて逃げましたとさ。

 

つまんないですか?笑

でも、ジェフはすごい笑ってくれました。この半分も伝わってないのに。とっても優しいですね。笑

 

うけるって大変。特に日本人以外にうけるってめちゃくちゃ大変。

日本人なら当たり前なこと、日本文化が背景にある話は理解されない。言葉遊びの要素を含むものはだめ。しかも自分のボキャブラリーの範囲内。しかも、今回は車の中。運転手のジェフと助手席の子にはに私の顔が見えないので顔芸もアウト。すごい縛りの中よくやったと思う!

ことあとも2,3つ話しましたよ!

 

あと、痛感したのは関西弁の威力。

関西弁って、関西弁なだけでなんかおもろそうに聞こえるじゃないですか。滑りそうな時に押しきる力を持っているのが関西弁。

これを取り上げられることがこんなに不自由とは!笑

 

ネタ帳を作ることを真剣に考えています。

 

ちなみに。

トロントに住んでみてどう?トロントは好き?」

と地元の人に聞かれたら、

TTC以外は最高。」

と答えるのがよいです。

笑ってもらえる率100%です!

あるあるを言うことは、笑いへの近道。

これは万国共通ですね。

 

f:id:firegoby:20180209133433j:image

今日の英語:suger daddy: 若い女に贈り物をして言いよる中高年のこと。

私の話のあと、”He was just a suger daddy!!”

とジェフが言ってました!