ママボーイ
正確にはmama’s boy。マザコンという意味です。
ママボーイといつもいじられているのは、メキシコからの留学生エマニエル。
「エマはママと遊園地(カナダの)に70回も行ったんやで。しかもママはエマが乗り物に乗るのを下から見てるだけやねんで!」
またまた。尾ひれつけるねー!
そんなエマを含む何人かでボードに行きました。エマにとってははじめてのボードでしたがみんな厳しい厳しい!!
山のてっぺんに連れて行って、
「言ってることやらんのやったらもう教えへんぞ!」
「いちいち言い訳すんじゃねー!」
「痛い思いをして学べ!」
とか!
私の英語力では教えるのは難しいので、遠巻きに見てましたがだんだんかわいそうになってきた。
私も初めてのスキーは5歳くらいでしたがリフトから降りられず一周して、もう一生スキーなんてしないと思ったのを覚えてます。
大人になってボードを始めた時は、上手な子が半日以上つきっきりで教えてくれました。
そこで、
「エマ、私と一緒に下に残ろう。スケーティングからやろう。」
と言ったところ、
「おー!ケイコは優しいな!まるでママだなー!」
とみんながざわつきました。
しかし。2回ぐらいこけただけで、
「やっぱり歩いて降りるよ。」
と言い出した。
「みんなの初めてを知らないだけで、みんな何回も転んでうまくなったんだよ!エマはバランスを取るのがとっても上手いし、私より全然いいスタートだよ!」
と励ますも、
「スキーをやればよかった。僕にはボードは向いてないよ。スキーだったらもう少し上手くやれると思うんだ。次来た時にスキーをやるよ。」
・・・山を降りたときには私もみんなと同じかそれ以上になりました。
「どっちゃでも同じや!スキーに変えたかってなー、おんなじことをスキーを履いて言うだけや!気合いが足りんねん気合いが!」
「おー!ママすげー怒ってるじゃん!笑」
とみんな。
70回の遊園地はほんとかもしれません。笑
もっといろんな言葉で怒りたかったけど、カタコトだからMax で怒れない。エマニエル、私の英語が下手でよかったね。笑
今日の英語: cheesy: 安っぽい、つまらない
以来エマと私は息子とママという設定でふざけている。
“where’s my baby?”
“I’m here mom!”
このやり取りを聞いた子が、
“Cheesy!”
「しよーもね!」というところでしょうか。